Hewlett-Packard(HP)とMicrosoftは米国時間1月18日、Frontline Partnershipの一環として、「HP Business Decision Appliance」「HP Enterprise Data Warehouse Appliance」「HP E5000 Messaging System」「HP Business Data Warehouse Appliance」の4つの製品を発表した。両社によれば、設定済みのハードウェアとソフトウェアをバンドルすることで、新しいアプライアンスの導入にかかる時間を短縮することを目的としているという。ハードウェアは、中小・中堅企業と大企業の両方をカバーするよう設計されているとしている。
HP Enterprise Data Warehouse Applianceは2010年11月に発売されており、HP Business Decision Applianceは発表直後に入手可能になっている。HP E5000 Messaging Systemは2011年3月に、HP Business Data Warehouse Applianceは6月に、それぞれ発売予定だ。
価格に関しては、HP Enterprise Data Warehouse Applianceは200万ドル未満での提供で、「SQL Server 2008 R2 Parallel Data Warehouse」のライセンスを別途必要とする。HP Business Decision Applianceは2万8000ドル未満での提供で、Microsoftの「SQL Server 2008 R2」と「SharePoint 2010」のライセンスが別途必要になる。HP E5000 Messaging Systemの価格は3万6000ドルからで、「Microsoft Exchange Server 2010」のライセンスが別途必要だ。
これらの製品にはHPによる3年間のサポートが付属する。また、HP Enterprise Data Warehouse Applianceにはこれに加え、サイト評価、インストレーション、スタートアップの各サービスが付属する。
HP Business Data Warehouse Applianceの価格はまだ発表されていないが、Microsoftは、6月の発売に近づいたら詳細を公表すると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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