年末年始は犯罪の“ビジネスシーズン”--「12のオンライン詐欺」にご注意

 マカフィーは12月13日、「2011年、12のオンライン詐欺」を発表した。年末年始の休暇中はサイバー犯罪がより活発になることから、ネットユーザーが注意すべき最も危険なオンライン詐欺をまとめた。

 年末年始休暇は、多くのユーザーがさまざまな消費活動を行う時期であり、特に最近は円高傾向が続いていることから海外のショッピングサイトでオンラインショッピングするケースも多いと思われる。しかし、サイバー犯罪者にとって年末年始休暇は大きなビジネスシーズンともいえ、金銭、クレジットカード情報、個人情報などを盗み出すため、非常に狡猾に罠を仕掛けてくると警告している。12のオンライン詐欺は以下の通り。

  1. iPad無料提供詐欺
  2. 偽のメッセージによる旅行詐欺
  3. 偽のオンラインギフトカード
  4. 偽の転職紹介メール
  5. スミッシング(フィッシング目的のSMSメッセージ送信)
  6. 偽のホテルサイト
  7. 収まらない不況を悪用した金融詐欺
  8. 危険な電子グリーティングカード
  9. 安価なオンラインショッピングオファー
  10. チャリティフィッシング詐欺
  11. 危険なフリーソフトダウンロード
  12. ホテルや空港の無線LAN

 同社ではこれらの詐欺に対して「トラストマークやアイコンが掲載されている、第三者機関によってサイトの安全性が証明された信頼性の高いサイトのみを利用する」、「迷惑メール(スパム)やテキスト、インスタントメッセージなどから届く怪しげなサービスに反応しない」、「メールに貼られたリンクのアドレスをクリックする際には注意する」、「一般的な価格を大きく下回る商品などに注意する」、「信頼できる無線LANネットワークを使用する」――などを挙げている。

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