EMCジャパン、新社長に現副社長の山野修氏が就任

ZDNet Japan Staff2010年12月09日 11時36分

 EMCジャパンは2011年1月1日付けで、現執行役員副社長の山野修氏が代表取締役社長に就任する人事を発表した。現社長の諸星俊男氏は代表取締役会長に就任する。同人事は、12月下旬に開催される臨時株主総会および取締役会で決議される予定。米RSA Securityは、2006年9月に米EMCによって買収されており、12月1日には、同じく2011年1月1日付けで、RSAセキュリティがEMCジャパンと合併することも発表されていた。

山野修氏 2011年1月1日付けで、EMCジャパン社長に就任する山野修氏

 新社長となる山野氏は、米AT&T Bell Laboratories、横河ヒューレット・パッカード(現日本HP)、オートデスクを経て、1996年にコンピュータ・アソシエイツ(現CA Technologies)の会社設立に参画。1998年には日本RSAに入社し、同年に社長に就任した経歴を持つ。2010年7月より、EMCジャパンの執行役員副社長を兼任し、EMCとRSA双方のビジネスをけん引してきた。

 新たに会長に就任する諸星氏は、引き続き米EMC本社の副社長も兼任する。山野氏による新しいEMCジャパンの経営体制を支えるとともに、徐々にEMC米国本社の仕事にもシフトしていくという。

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