独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)と一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月1日、Vimが提供するテキストエディタ「GVim」にDLL読み込みに関する脆弱性が確認されたと「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。
「GVim 7.3.034より前のバージョン」には、DLLを読み込む際のDLL検索パスに問題があり、意図しないDLLを読み込んでしまう脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、プログラムを実行している権限で任意のコードを実行される可能性がある。
Vimでは、この脆弱性を解消した最新版を公開しており、該当ユーザーはアップデートするよう呼びかけている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」