CA Technologiesは10月21日、アクセス管理ソリューションの最新版「CA Access Control r12.5 SP3 Premium Edition」の出荷を開始した。
CA Access Controlは、アクセス制御、ログ管理、特権ユーザー・パスワード管理機能(PUPM)といった機能を提供する製品。最新版では、これらの基本機能に加え、キーロガー、PUPMからの自動ログイン、自動パスワード管理などの機能を新たに追加している。
企業や組織に対するコンプライアンスへの強化が求められている昨今、重要なサーバで特権ユーザーの作業履歴を取りたい、実際キーボードで何が打たれているのかログを取りたいといった企業や組織の声が多くなっているという。今回追加されたキーロガー機能では、実際に情報漏えいが起こった際に業務以外の操作の有無を後で調べることができるようになる。
また、PUPMからの自動ログイン機能によって、特権ユーザー等のパスワードを公開せずにIDの貸し出し運用を実現できるため、不正にログインされる恐れをなくすことができ、情報漏えい対策、IT全般統制の実現をサポートするとしている。
CA Access Control r12.5 SP3 Premium Editionの価格は、導入環境によって異なる。税別参考価格は、5ライセンスで240万円より。
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