ニューヨーク発--Microsoftが米国時間10月11日のイベントで「Windows Phone 7」向け「Mac」ソフトウェアを1つも発表しなかったとき、多くの人は、それはコンテンツをApple製コンピュータからWindows Phone 7搭載デバイスに直接読み込む方法がないことを意味すると考えた。しかし、そうはならないようだ。
Microsoftは声明の中で、「Microsoftは2010年中に、Windows Phone 7で対応コンテンツをMacコンピュータと同期するツールのパブリックベータ版を公開する」と述べた。
この声明は、米国東部時間13日午前0時を少し過ぎたころに発表された。その前に、英国のMicrosoft社員が、Macとの何らかの接続機能が提供されることをTwitterでほのめかしたが、その後ツイートは削除されており、同社員が明かした詳細の中には、正しくない情報も含まれていた。
Microsoft UKのOded Ran氏はツイートの中で、「Macユーザーが自分のMac上の『Zune』を使って(Windows Phone 7と)同期できるようになることを確認できてうれしい」と述べている。前述のように、このメッセージは後で削除されたが、広範にリツイートされており、MicrosoftのファンサイトNeowin.netでも取り上げられた。
実際のところ、Microsoftは以前から、一部のコンテンツをWindows Phone 7搭載デバイスと共有するためのMacソフトウェアの開発に取り組んでいる。
MicrosoftのWindows向けZuneソフトウェアは、今でもWindows Phone搭載携帯電話に接続する主要な手段である。ユーザーはコンテンツのアップロードのほか、Zuneで購入したアプリケーションや音楽、動画のアップデートも行うことができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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