ITホールディングスグループのネクスウェイは8月5日、セールスフォース・ドットコムが提供する「Salesforce CRM」上で、ターゲット法人リストを検索購入できる機能やSalesforce CRMにある見込み顧客、取引先へFAX及びダイレクトメールの配信を可能にするサービス「販促Navigator for Salesforce」を8月6日より提供すると発表した。
販促Navigator for Salesforceでは、Salesforce CRM上にある顧客情報の宛先にFAXやダイレクトメールを一斉に配信することができ、その送達記録の保存が可能。あわせて、350万件の法人リストの検索購入機能を提供する。法人リストについては、一般的な電話帳や日本標準産業分類を参照にした業種分類と、市町村区によるエリア区分などによる絞り込みが可能で、リスト購入前にそのターゲット法人数を検索できる。検索後は、「購入」ボタンをクリックするだけで、対象の法人リスト情報(業種、会社名、住所、電話番号、FAX番号)をダウンロードできる。同サービスの開発はテラスカイが担当している。
販促Navigator for Salesforceの利用にあたっては、初期費用3万円が必要。法人リストの購入費用、FAX配信費用、ダイレクトメール発送費用等は別途発生する。参考価格は、法人リストの購入費用が1〜5000件の場合1件あたり13円から、FAX配信費用が1件あたり19円より、ダイレクトメール発送費用が1通あたり113円より。いずれも件数に応じたボリュームディスカウントが適用される。
ネクスウェイでは、2011年3月までに販促Navigator for Salesforceの100社での導入を目指すとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」