ノベルは7月28日、仮想化環境の移行と運用管理を支援するPlateSpin Workload Management製品群に含まれる「PlateSpin Protect」「PlateSpin Forge」2製品の最新版を提供開始した。
両製品とも、今回の最新版(PlateSpin Protect 10およびPlateSpin Forge 3)より、ワークロード保護対象プラットフォームとして従来のWindowsに加え、「SUSE Linux Enterprise Server 10/11」「Red Hat Enterprise Linux 4/5」のLinux環境に対応している。
PlateSpin Protectは、仮想化環境でのディザスタリカバリおよびバックアップを行うための製品。独自の仮想化移行技術により、仮想、物理を問わず保護対象サーバのワークロードをまるごと仮想マシンにバックアップ(保護)し、データの同期を行う。これにより、プロダクションサーバに障害が起きた場合、管理者は仮想マシンにあるバックアップデータを迅速に立ち上げ、瞬時に業務継続を行えるという。
PlateSpin Forgeは、ディザスタリカバリおよびバックアップを行うためのハードウェアアプライアンス製品。統合復旧ソフトウェア、専用ストレージ、ハイパーバイザ、ウェブインターフェースをひとつのアプライアンスとして統合しており、ネットワークにつなぐだけで迅速かつ低コストにディザスタリカバリとバックアップの統合が実現できるという。
「PlateSpin Protect 10」「PlateSpin Forge 3」の価格は、それぞれ個別見積もりとなる。
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