Microsoftは、Parallelsの「Windows 7」移行ツール「Parallels Desktop Upgrade to Windows 7」について、ユーザーがWindowsのライセンス規約に抵触する可能性を指摘している。この移行ツールは、Windows 7とともに古い「Windows XP」を仮想マシンとして同時に実行するが、これは多くのユーザーのWindowsライセンスでは認められていない。
Parallelsは米国時間5月25日、「ユーザーには適切なライセンスを所有しているか確認するよう求めている」と述べ、同製品の販売を継続する考えを示した。これに対し、Microsoftはもう一歩踏み込んだ対応を望んでいるようだ。同社のゼネラルマネジャーGavriella Schuster氏は米CNETに対し、「Windowsのライセンス要件がParallels製品のユーザーに明確に通知されるよう、Microsoftは同社と話し合いを続けている」と語っている。
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