米コンピュータ緊急事態対策チーム(US-CERT)が「Safari」に脆弱性を発見した。ハッカーはこの脆弱性を突くことで、ユーザーが悪意あるウェブページを訪問した際に、現行ユーザーアカウントの権限レベルで任意のコードを実行できるようになる可能性があるという。
米国時間5月10日にUS-CERTのウェブサイトで概説されたこの問題は、SafariがHTML DOMのウィンドウオブジェクト参照を適切に処理できず、対応するウィンドウオブジェクトが削除されていてもDOMのウィンドウ参照の存在を許可するために起きる。残った参照ポインタは、JavaScriptでコードを実行するのに利用可能で、ユーザーにつけ込むのに悪用される可能性がある。この脆弱性をつくコードはすでに出回っているようだ。
これまでのところ、この問題はWindows版のSafariで確認されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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