Facebookは米国時間3月26日、All Things Digitalの報道を認め、GoogleのDavid Fischer氏を自社の広告およびグローバル事業担当バイスプレジデントに迎え入れたことを明らかにした。
Facebookの最高執行責任者(COO)であるSheryl Sandberg氏は声明で、「素晴らしい才能を持つDavid(Fischer氏)を迎え入れることにより、Facebookは広告における機会を拡大することになるだろう」と述べた。Sandberg氏自身も以前はGoogleの広告部門に所属していた。
Googleの最高財務責任者を含み、批評家らは、ソーシャルネットワークは広告費の投資先として効果が低いと述べ、Facebookにおける広告はかつてデッドゾーンであるとみなされていた。しかし、社内の「Engagement Ads」とセルフサービスのターゲティング広告により、Facebookはうまくこのような逆境に打ち勝ち、ある程度の収益を上げ始めている。
同社は、広告以外の新しい収入源となる仮想通貨システム「Credits」を近いうちに発表する見通しである。しかし、Twitterの目新しいイニシアチブがすぐにマーケティング業界の話題をさらう可能性があり、Facebookも先手を打つ必要があることから、広告は引き続き重要である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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