Appleは最初の「iPad」が店頭に並ぶ日をようやく発表した。米国では米国時間4月3日に発売となる。われわれはAppleが1月下旬に最初の発表を行って以来、このタッチスクリーン式タブレットを詳細に追跡してきたが、今回は同デバイスに関する最も基本的な質問に簡潔に答えるガイドをお届けする。
iPadの画面解像度は、最大で1024×768ピクセルだ。サイズは対角9.7インチ、幅5.75インチ(約14.6cm)、高さ7.75インチ(約19.6cm)。スクリーンの周囲には0.86インチ(約2.2cm)のベゼル(下部にはホームボタンを設置するため、わずかにスペースが追加されている)があるため、iPad正面は全体で幅7.47インチ(約18.9cm)、高さ9.56インチ(約24.2cm)となっている。iPadの全体の厚さは最も分厚い部分で0.5インチあり、縁に行くに従って0.25インチまで薄くなる。総重量は、Wi-Fiのみのモデルが1.5ポンド(約680g)、3G対応モデルが1.6ポンド(約725g)だ。
Wi-Fi、Bluetooth 2.1、ステレオ音声出力(ヘッドホンジャック)、内蔵スピーカー、内蔵リチウムイオン充電池、NANDフラッシュメモリなど、iPadのハードウェア機能の多くはAppleの「iPod touch」と同じだ。iPadには内蔵加速度センサや周辺光センサも搭載されている。
ハードウェア面の特徴でiPadがiPod touchと異なっている点は、1GHzの「A4」プロセッサや撥油スクリーンコーティング、内蔵デジタルコンパス、内蔵マイク、ミュートスイッチ、(802.11b/gに加えて)802.11n Wi-Fiのサポートなどがある。3GバージョンのiPadは、SIMカードトレイとA-GPS機能も搭載している。
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