foursquare対抗のチェックイン機能を実装--iPhoneアプリ「30min.」がコミュニティ志向に刷新

鳴海淳義(編集部)2010年02月26日 07時00分

 サンゼロミニッツは2月25日、iPhoneアプリ「30min.おでかけ」をアップデートし、「foursquare」などで話題のチェックイン機能を搭載した“おでかけコミュニケーションアプリ”へと刷新した。App Storeのリンクはこちら

 チェックインとは、今いる店舗を選んでボタンを押すだけで、Twitterに「(店名)なう」と自動的に投稿できる機能。これまでも30min.からTwitterに投稿できたが、チェックインを使うことでより気軽に現在地を記録し、友人と共有できる。

 自分が行った店舗を訪問回数とともに一覧表示できるほか、周辺のユーザーや自分と同じ店舗でニアミスしたユーザーもわかる。

  • お店のページからチェックインできる。

  • チェックインするとTwitterと30min.に投稿される。

  • 自分の行ったお店を回数が多い順に表示。

 米国のサービスであるfoursquareが同様の機能で人気を集めているが、日本国内では店舗情報自体が少なかった。サンゼロミニッツはこれまでに蓄積したデータベースで、全国の飲食店をカバーしている。さらに店舗側に働きかけ、チェックイン回数に応じたお得なキャンペーンなども実施していく計画だ。

30min.五反田周辺のお店に関するつぶやきの中に、「さいた堂五反田店」というお店の割引情報が流れている。(クリックすると拡大します)

 また現在地周辺のタイムセール情報や今日のランチメニュー情報など、店舗に関するリアルタイム情報を30min.で確認できるようになった。アプリを起動し、「投稿」というボタンを押すと、現在地周辺のお店に関するつぶやきがユーザーのつぶやきと共に表示される。

 店舗側は30min.に登録した上で、Twitterでセール情報を「@30sale」に呼びかけるか、「#twiwari」というタグを付けて投稿するだけで、30min.内の当該地域の投稿一覧に同じ内容を掲載できる。店舗のセール情報とその近くで店舗を探しているユーザーをマッチングできるという。

 現在30min.に登録している店舗の数は約400店。そのうち150店程度がTwitterで情報発信しているという。

 30min.は今回のアップデートを機にアイコンも一新。サンゼロミニッツ代表取締役社長の谷郷元昭氏は、「これまでの30min.はおでかけ情報を探せる検索系サービスだったが、今後はよりコミュニケーション志向のサービスになる」と話す。

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