Microsoftは米国時間11月24日、最高財務責任者(CFO)であるChris Liddell氏が2009年末をもって同社を去ると発表した。
Liddell氏は2005年よりMicrosoftのCFOを務めているが、MicrosoftがYahooの買収を検討し、同社初となるレイオフで激動する不況時を乗り切ってきたこの18カ月はとりわけ長かった。Liddell氏の後任には、「Microsoft Office」の開発および販売を担当する同社Business Divisionの元CFOであるPeter Klein氏が就任する。
Liddell氏が声明の中で述べたところによると、同氏は自分のキャリアにおいてCFO以外の仕事をすることを求めているという。
「Chris氏と彼の財務チームは、この4年半の間に多くのことを成し遂げた。このチームは優れた人材が豊富で強力だ。そして、これまで弊社の株主のために価値を構築してきた素晴らしい実績がある」と最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏は、Microsoftが配信したコメントの中で述べた。
24日のMicrosoft株の終値は、Liddell氏がCFOに就任したときと比べて18%増加していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」