大ヒットmixiアプリ「サンシャイン牧場」を提供するRekoo Mediaが日本法人としてRekoo Japanを10月27日に設立した。Rekoo Mediaとインフィニティー・ベンチャーズLLPが出資している。
Rekoo Mediaはソーシャルネットワーキングサービス(SNS)内の人間関係をもとにした「ソーシャルゲーム」という分野で急成長。同社の提供するゲームは中国と日本でもっとも利用されているという。
日本法人のRekoo Japanは特にモバイルソーシャルゲームをはじめとした新ゲームの企画に注力していく。Rekoo Japan代表に就任したインフィニティー・ベンチャーズLLP 共同代表パートナーの小野裕史氏に、ソーシャルゲーム市場の展望について聞いた。
いろいろな中国のソーシャルゲームのプロバイダと話をしていたのですが、Rekoo Mediaがすごくいいなと思ったのは、スピードです。中国では後発でソーシャルゲームを始めたのですが、これだけ早い時期にナンバーワンになれました。
日本においても実は後発で農場ゲームを提供しましたが、これだけ早くできたのは、やはり彼らのチームとしてのスキルセットとスピードが素晴らしかったからです。
もう1つ、Rekoo MediaのCEOであるPatrickが個人として過去にSNSの分野で成功している。それらをトータルで考えて、組むべきだと思いました。
我々は彼らが農場ゲームをやる前からコンタクトをとっていました。最初は彼らはスライドドットコムという、SNSにスライドショーウィジェットのようなものを考えていて、そのころから話をしていました。
サンシャイン牧場は予想をはるかに超える伸びでしたね。
モバイルのSNS、モバイルのソーシャルゲームは特にアジア圏において重要になると考えています。我々としてはまず日本でモバイルソーシャルゲームの企画、ユーザーインターフェースなどキーとなる部分を担当できるような会社にしていきたいと思っています。
またRekoo Media本体がモバイルを今後アジアに展開していく際のパートナーにもなりたいと思います。たとえば日本のチームのノウハウを活かし、Rekoo Media本体のスタッフと一緒に中国向けのソーシャルゲームを開発していくことは十分にあります。
もちろん計画を出されているDeNAさんとか、場合によってはそれ以外のプラットフォームにも環境が揃えば取り組んでいきたいです。
現在ではソーシャルゲームを公開できるオープンプラットフォームがmixiしかないですが、DeNAさんとも話はさせていただいております。
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