インフィニティ・ベンチャーズLLPは10月28日、KDDIがベンチャーキャピタルファンド「IVP Fund B, L.P.(IVP Fund)」に対して、出資のコミットメントをしたと発表した。
IVP Fundは、インフィニティ・ベンチャーズLLPがとりまとめるベンチャーキャピタルファンド。日本と中国のネット、モバイル業界のベンチャー企業を対象にしており、ディー・エヌ・エー(DeNA)とともに中国でモバイル向けのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「天下網」を提供するWAPTXにも出資している。
10月16日時点のファンド規模は約1460万ドル。出資者は前述のDeNAに加え、ミクシィ、オプト、ピー・アンド・エーのほか、日本と中国のネット、モバイル企業経営者で構成されている。
インフィニティ・ベンチャーズLLPによると、10月16日に実施したIVP Fund第3回目のクロージングの際、KDDIが出資のコミットメントを行った。出資額は非公開。
KDDIは、2006年7月にSNS運営のグリーに出資。2006年11月から共同事業を進めているが、今後IVP Fundにおいても、投資および投資先企業と共同事業など事業連携を進めるとしている。
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