NTTデータ三洋システム(NDSS)は10月7日、3Dシミュレーション作成用のソフトウェア「SOSpace」を発表した。販売は、自動車や住宅などのメーカー、販売店を対象に10月1日より開始している。
SOSpaceは、撮影した写真を背景に、自動車や建物などの3Dモデルを組み合わせて表示するソフトウェア。3Dモデルをさまざまな角度から閲覧できる「3Dベースシミュレーション」と、写真の色やテクスチャを変更できる「写真ベースシミュレーション」の機能がある。ともに3DモデルはCADデータ、もしくは「3ds Max」で作成されたデータに対応する。
3Dベースシミュレーションでは、上下360度の球体パノラマ写真の素材を用いることで、3Dモデルを上下360度から閲覧できる。パノラマ写真でなく通常の写真を使うことも可能だ。利用例として、自動車の販売店に設置したディスプレイで、自動車の3Dモデルをさまざまな角度から見たり、車体の色やパーツを自由に変えたりできる。
写真ベースシミュレーションでは、ユーザーが撮影した写真の色やテクスチャを変更できる。例えば、リフォームしたい外壁や内装、家具などの写真を特定のメールアドレスに送信すると、専用サイト上で各パーツの色や模様を変更できるようになるという。また、写真上に家具や家電などの3Dモデルを配置することもでき、ユーザーはより具体的なイメージを持てるようになるとのことだ。
各3Dデータはサーバ上で処理され、ブラウザ上に表示できる。どのブラウザからでも閲覧でき、プラグインソフトやJavaVMなどをインストールする必要はないとしている。PCのほか携帯電話、モバイル端末などからでも閲覧可能だ。
価格は600万円。NDSSは今後1年間で、自動車や住宅、家電、アパレルの各メーカーや販売店などに向けて20ライセンスの販売を目指す。加えて、SOSpaceを利用したウェブ3DシステムやCGシミュレーションシステム、3D展示システムなどの企画やコンサルティング、設計開発の受託などもしていくという。
なお、NDSSのサイトでは、SOSpaceの機能を試すことができる。
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