今期の秋・冬モデルとしてメーカー各社が投入してきたノートPCのキャッチフレーズは、“TV視聴&録画機能の徹底強化”だ。液晶テレビなみのサイズとクオリティをもつ高輝度液晶、ハードウェアエンコーダの搭載、光学ドライブのマルチドライブ化など、いわゆる“テレパソノート”的な付加機能がセールスポイント。メーカーの思惑としては、従来のビジネス用途向けといったノートPCのニーズを、エンタテインメントの領域まで拡大したいとする狙いが見てとれる。
しかし、こうしたメーカーサイドの思惑と、ユーザーの評価には、予想外に大きなギャップがありそうだ。「BCNランキング」で売れ筋ベスト10を眺めてみると、華麗な付加機能よりも基本機能に徹した手頃な価格に人気が集まる傾向がみえてくる(表)。
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