不審なツイッターDMが拡散中、知人からであっても要注意~G Data

ダイレクトメッセージで罠に陥れる「ツイッター・ワーム」が拡散。知人からのDMでも不審な内容は無視しましょう。

G Data Software株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:Jag 山本)は、1月末よりツイッターのダイレクトメッセージを使ったワーム攻撃が拡大していることを確認しており、2月14日のバレンタインデーの前後で再び増加の恐れがあるとみて、ここに注意を促します。

ツイッターには、フォローし合っている同士の場合、直接その人だけにメッセージを送ることのできる「DM」機能があります。つぶやき(ツイート)は公開しているものである一方で、DMは、プライベートなやりとりをするのに用いられています。

このDMを使った悪質なワーム攻撃が、「モブスターワールド」(MobsterWorld)と言われているものです。かつて、2009年8月頃に一時的に大量発生し、DMに含まれているリンクURLをクリックすると、本人が意図せずに、自分のフォローワーに同様のDMを一斉に送ってしまうという仕組みのものです。

モブスターワールドには、さまざまな亜種があり、断続的にツイッター上に登場してきましたが、今年の1月以降、「マフィア一家」への勧誘内容のDMが次第に増え始め、特に旧正月であった2月3日前後にピークに達しました。文面は、以下のものです。

Hey, I just added you to my Mafia family. You should accept my invitation! :) Click here: 【リンクURL】

実はこの文面は、すでに一度、2009年の9月頃に一時的に拡散したものです。まったく同じ内容であるにもかかわらず再び猛威をふるっているのは、この2 年間のツイッターの新規ユーザー数の増加によるものと思われます。概算ですが、G Dataの調べでは、ツイッター利用者の約0.5パーセント程度が、このリンクをクリックし、フォローワーに意図せずにこのスパムDMを送ってしまっています。

たとえ知人やフォローワーの名前で送られてきたとしても、身に覚えのない英文内容でリンクが貼っているようなDMは、決してクリックせずに削除することをお勧めします。また、送信者もおそらく意図せずに送ってしまっている可能性が高いので、以後の拡散の防止になりますので、気付かれた方は、このようなDM が送られてきたことを送信者に伝えてあげたほうが賢明でしょう。

また、このようなワーム攻撃は、フェイスブックその他のSNSでも同様に注意すべきです。国内では2月は「情報セキュリティ月間」でもありますので、いつも以上に、拡散と感染にはくれぐれもご注意ください。



*情報セキュリティ月間について
 平成21年から、内閣官房(NISC)、警察庁、総務省、文部科学省および経済産業省が協力し、2月を「情報セキュリティ月間」とし、情報セキュリティに関する普及啓発活動を推進しています。

G Dataにおいても、情報セキュリティへの関心を高め、安心してPCをお使いいただけるよう、高性能製品を安価でご提供するとともに、公開ベントへの協賛を行っています。

 NISC(内閣官房情報セキュリティセンター)ウェブサイト
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*本リリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。

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G Data Software株式会社 
101-0042 東京都千代田区神田東松下町48 ヤマダビル6F
窓口: 瀧本往人 
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com  
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このプレスリリースの付帯情報

次々と送られてくる「マフィア」勧誘DM

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