2012年までに米国の携帯端末の半数以上がスマートフォンになり、2015年には世界のスマートフォン出荷数は10億に

米国の市場調査会社インスタット社は出版レポート「世界のスマートフォン市場:2015年までの予測 -
Smartphones: A Worldwide View」のプレスリリースにおいて、世界のスマートフォンの出荷数は2015年までに8億5000万に近づき、10億を上回るだろう、との予測結果を発表しました。

過去数年間、処理能力が高く、強靭なメモリで、大きな画面の、オープンなOSで作動する最新のモバイル端末の需要が携帯電話市場を席巻してきた。スマートフォンは今後も市場の多くを占めるだろう。米国調査会社インスタット社は、スマートフォンの出荷数は2015年までに8億5000万に近づき、10億を上回るだろうと予測している。


「スマートフォンの成功を促進する要因がいくつかある。それは、強力なブラウザ、多種多様なアプリ、使いやすいユーザインターフェース、良質なキーボードやタッチスクリーンなどである。さらに、無形の特性として、〝おしゃれな〟と〝友達も持ってる〟は重要な要因である」と、インスタット社の主席アナリストAllen Nogee氏は語る。


インスタット社は、下記についても調査した。

●2012年までに、米国携帯ユーザの半数以上がスマートフォンを所有するだろう
●アンドロイドは既に確立しており、これからも主導的なOSであるだろう。シンビアンの終焉は大げさに語られすぎた。シンビアンは、スマートフォンOSの出荷数第2位の地位を保ち、世界のシンビアンベースの端末の年間出荷数は成長し続けるだろう
●スマートフォンOSの争いは激化し、やや新しい、あるいは再参入のMeeGo、Bada、WebOSなども、この非常に参加者の多い市場に参入するだろう
●2015年までは、スマートフォンの2/3以上がWCDMAのままであるだろう。2015年でも、年間出荷数におけるLTEスマートフォンの割合は依然少数だろう
●ディスプレイとベースバンド/アプリケーションプロセッサは、部品表に占める費用が高い2つの項目である。その他の主要品目は、メモリ、カメラ、ソフトウェア、ライセンス、ケース、製造である


インスタット社の調査レポート「世界のスマートフォン市場:2015年までの予測 ー Smartphones: A Worldwide View」は、世界のスマートフォン市場の技術からOSまでを調査し、70枚のパワーポイントスライドで提供している。2015年までの、タッチスクリーン、ブルートゥース、Wi-Fi、加速度計の搭載率をも含むOS毎のスマートフォンの出荷数予測と、OS、タッチスクリーン、アプリケーション、イメージセンサ、無線接続などのスマートフォン機能の分析、スマートフォンの部品表(BOM)の分析などを記載している。


【調査レポート】
世界のスマートフォン市場:2015年までの予測
Smartphones: A Worldwide View
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