[アラジン・サーチレポートNo.08]2011年のお取り寄せおせち急上昇ワードは「生おせち」

「衣・食・住」の商品を幅広く検索することができる通販検索「アラジン・サーチ」の検索実績から、2011年のお取り寄せおせちのトレンドを分析しました。

■おせちの商戦は、12月中旬がピーク

 2010年10月1日から2011年1月10日までの、アラジン・サーチで「おせち」を含む検索数の推移を見てみました(下図)。お取り寄せおせちの予約が始まる10月初旬から検索され始め、11月中旬と12月中旬にピークが見られます。有名店などの人気商品や限定商品などのおせちをお正月に確実にという慎重な購入と、ネット購入の利便性を活かしたギリギリな購入動向が見られます。

 また、昨年と比較すると「おせち」の検索数は減少しています。休暇の日数は昨年と同様短めですが、円高追い風などで年末年始の海外旅行が4年ぶりに増加した ことも原因かもしれません。

■お取り寄せするなら名店おせち、洋風・フレンチ、一方で予算は5000円!

 「おせち」と一緒に検索されるキーワードの約3分の一は、有名料亭や旅館・ホテルなどの銘柄でした。中でももっとも多く検索されたのは「美濃吉」です。このほか、「なだ万」、「あと村」、「ローマイヤ」など有名店の名前があわせて検索されています。次に多かったのが、「フレンチ」「洋風」「西洋」などで全体の7%をしめており5位の「中華」を大きく引き離しています。伝統的なものについで洋風が求められているようです。3位には予算5000円と限定するような「5000円」というキーワード、4位にはお買い得商品を探す「わけあり」というキーワードが見られ、低価格で賢い買い物がしたいという消費者の様子が見られました。

表1.「おせち」とともに検索されたキーワード
順位 キーワード 割合
1位 美濃吉、ローマイヤ、なだ万などの銘柄 33%
2位 フレンチ、洋風、西洋 7%
3位 5000円 4%
4位 わけあり 3%
5位 中華 2%

■2011年は「生おせち」

 ランク外ですが、今年は、従来の冷凍やレトルトではなく届いたまますぐ食べられるという意味の「生おせち」というキーワードでの検索数が増加しました。もともとおせち料理は、三が日は神様がおられるために火をつかった炊事を避けて、年末に日持ちのする料理をたくさん作り三が日にそれをいただくというものでしたが、時代とともに変遷しているようです。「生おせち」という言葉は、来年は定着しているでしょうか?

 今年は「おせちトラブル」がありました。新年早々「オチ」がつかないようにしたいものですね。

このプレスリリースの付帯情報

「おせち」を含む検索数の推移

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用語解説

通販検索「アラジン・サーチ」について (リンク

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