Tokyo, Nov 22, 2010 - (JCN Newswire) - 人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:クリスティーン・ライト)はこのたび、首都圏の日本企業および外資系企業に勤務し、人事採用に決定権を持つ経営陣、人事担当者200名を対象に「円高に伴う採用意識調査」を実施しました。その結果、大多数の回答者が、進行する円高は人材採用に大きな影響を与えないと考えており、さらには円高が続く現在海外での人材の採用は検討していないことが判明しました。主な調査結果は次の通りです。
●8割以上が、円高は人材の採用に影響を与えないと回答
「円高が人材採用に影響を与えるか」という質問に対し、8割以上の回答者が「与えない」と回答し、「悪い影響がある」と回答した人は1割にとどまりました。現時点では円高は人材採用に直接影響を及ぼしていないことがわかりました。
この結果から高い資質を有する求職者を市場は強く求めており、激しい競争状態が続いているといえます。欠員の補充が必要な企業は、求めている人材を確保するためにも、今後採用プロセスの短期化をはじめ、企業ブランドやイメージを効率よく伝えるなど、求職者を惹きつける戦略の導入も重要になってくると思われます。
●およそ1割が海外の人材採用を検討していると回答
激しい競争市場、また日本企業の成長に向けた世界への進出の新たな兆候として、1割以上の回答者が海外の求職者を採用候補者として考えていると回答しています。
●半数以上が中国での採用を検討
海外採用を検討している回答者のおよそ7割が採用を検討している国として「中国」をあげています。
●コミュニケーション能力が最も重要なスキル
海外採用を検討している企業の7割強が、採用で最も重要視するスキルとして「コミュニケーション能力」をあげています。
このような結果を受け、ヘイズ・ジャパンの代表取締役、クリスティーン・ライトは次のように述べています。「日本経済が徐々に回復基調に戻りつつある中、人材の需要が高まってきています。当社が最近中国で実施した市場調査によると、中国の給与上昇が進んでおり、日本企業は中国以外からの人材採用も考慮にいれる必要があるかもしれません。経済危機以前に有効であった人材戦略では、かつてのような結果を出すことは難しくなっています。人材獲得に関しては、リクルーティングの専門家の力を得ることで国内外の適切な人材を見極め、採用を確実にすべきです」。
「円高に伴う採用意識調査」
調査対象:首都圏在住で企業内の経営者および人事担当者200名
調査期間:2010年9月28日から10月7日
調査方法:インターネット調査
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社について
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社は、ロンドンに本社を置く、人材サービス会社ヘイズ・グループの日本法人として2001年に東京で設立されました。「会計・財務」、「バンキング」、「ファイナンス・テクノロジー」、「インフォメーション・テクノロジー」、「人事」、「製薬」、「セールス&マーケティング」、「不動産関連」、 「オフィス・プロフェッショナル」など専門分野に精通した豊富な知識と経験をもとに、企業の人材採用や個人のキャリアアップを支援しています。ヘイズ・グループは、世界28カ国に345以上の拠点を置き、6,933人以上の従業員を擁しています。ヘイズ・グループの2009年度(会計年度2009年6月30日)の売上高は24億ポンド(約3,171億円)、営業利益は1億5,800万ポンド(約209億円、1ポンド=132円)。ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社に関する詳細な情報はウェブサイト リンク をご覧ください。
本件に関するお問い合わせ先:
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社
角谷(電話:03-3560-2528)
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