最終更新時刻:2008年10月14日(火) 8時00分

メインマシンを遠隔操作も!モバイル端末の選び方

2008/06/13 16:00  

7.2MbpsHIGH SPEED対応のモバイルノートやセキュリティ万全のシンクライアントでモバイルライフを満喫 メインマシンを遠隔操作も!モバイル端末の選び方

日常的にPCを使いこなしている人なら、いつでもどこでもPCを利用したいと思うのは当然だ。そうしたニーズに応えるための製品が、「モバイル向けノートPC」である。しかし、最近ではこのモバイル向けノートPCのほかに、これまで主にビジネス用途に活用されてきた「シンクライアント」がNECから「PCリモーター」として個人でも使えるよう便利に改良されて登場し、注目されている。そこで本特集では、この最新のモバイル向けノートPCとシンクライアント(PCリモーター)の選び方や、それぞれの具体的な使用感をレビューで検証してみたい。

ライター:石井 英男/編集:アクティフ

>> HIGH SPEED対応LaVie G タイプJ特設ページはこちら >> Lui特設ページはこちら

あなたにベストなモバイル端末は?「ノートPC」vs「シンクライアント」のメリット・デメリット

ここでは、まずモバイル利用で気になる6つのポイントをチェックする。具体的に比較するため、モバイル向けノートPCとしてNECの「LaVie G タイプ J」を、シンクライアントとして同社の「Lui」を使用した。この「Lui」は、サーバーとなるデスクトップPCをシンクライアント(PCリモーター)によって遠隔操作するという新コンセプトの製品である。PCを外で使うには、携帯性重視のモバイルPCの利用が一般的だが、「Lui」を利用すると、自宅のデスクトップPCを外からシンクライアントで操作するという、PCの新たなモバイル利用方法が可能になる。

もちろん、モバイル向けノートPCにもシンクライアント(PCリモーター)にも、実際にはそれぞれメリットとデメリットがある。目的や使い方にあわせて最適な製品を選ぶため、6つのチェックポイントを挙げてモバイル向けノートPCとシンクライアント(PCリモーター)を比較していきたい。

《Check1》利用できる場所は?

ノートPC
FOMA HIGH-SPEED対応でどこでもネット接続
「LaVie G タイプ J」の場合、FOMA HIGH-SPEED対応モデルもラインナップ。FOMAサービスエリアなら全国どこからでもインターネットに接続でき、パケット通信料も定額制なので安心して使える。また、インターネットに接続しなくても、もちろんスタンドアロンのPCとして利用できる。
HIGH-SPEED「LaVie GタイプJ」のFOMA HIGH-SPEED対応モデルなら、FOMAカードを挿すだけで高感度の高速通信が可能になる >> HIGH SPEED対応LaVie G タイプJ特設ページはこちら
シンクライアント(PCリモーター)
屋外なら無線LANスポットを利用。有線LANならさらに快適
シンクライアント(PCリモーター)の機能を活用するには、無線LANあるいは有線LAN経由でメイン利用するPC(サーバーPC)と接続する必要がある。屋外なら、NTT東西、NTTドコモ、ソフトバンクテレコムなど、主要7社合計ですでに14,000カ所以上のアクセスエリアがある無線LANスポットを利用すればよい。ホテルでも有線LANポートを備えた部屋が増えており、快適に利用できる。

▲6つのチェックポイントへ


《Check2》セキュリティの安全性は?

ノートPC
暗号化などの対策が必須。バックアップは欠かさずに
ノートPCの場合、データをすべて内蔵HDDに保存するため、万が一紛失したり、置き忘れると、大事な情報が流出してしまう恐れがある。パスワードロックやファイルの暗号化などの対策が必須だ。「LaVie GタイプJ」の場合、ハードディスクパスワードやTPMセキュリティチップ、指紋認証などのセキュリティ対応機能を搭載または選択することができる。また、データバックアップも欠かさずに行う必要がある。
シンクライアント(PCリモーター)シンクライアント(PCリモーター)は自宅のPCにあるデータを直接参照する。データ自体は持ち歩かないため安心だ >> Lui特設ページはこちら
シンクライアント(PCリモーター)
データはすべて家のPCの中。万が一の場合も安心!
すべてのデータは自宅のメインPCの中に保存されているため、万が一持ち歩いている端末を紛失しても情報が流出する心配はない。HDDを内蔵していないので、振動や衝撃などにも強く、バックアップ作業もする必要がないのでラクだ。

▲6つのチェックポイントへ


《Check3》データの同期など管理のしやすさは?

ノートPC
データの同期を常に意識する必要がある
デスクトップPCとノートPCを連携して使う場合、データの同期を常に意識する必要がある。手動で同期しようとして、うっかり古いデータで新しいデータを上書きしてしまう可能性もあるので、同期には注意が必要だ。データの同期をとる市販アプリケーションを利用するのが便利だろう。
「Lui」の起動画面同期はもともと2カ所にデータがあるために必要になる作業だが、シンクライアント(PCリモーター)の場合はサーバーを参照しているだけなので、もちろん同期も必要ない。画面は「Lui」の起動画面 >> Lui特設ページはこちら
シンクライアント(PCリモーター)
データはもともと一カ所だから、同期の必要はない
データはもともと自宅のメインPCのみに保存されており、シンクライアント(PCリモーター)を利用してデータを編集した場合も、そのオリジナルデータに編集結果が反映される。そのため同期を行う必要がない。

▲6つのチェックポイントへ


《Check4》アプリケーションの利用制限は?

ノートPC
どちらのマシンにもアプリケーションが必要
デスクトップPCとノートPCを併用する場合、同じアプリケーションを使うには、どちらのマシンにもアプリケーションのインストールが必要になる。また、動作にハードウェアキーなどが必要なアプリケーションでは、ハードウェアキーごと持ち歩く必要がある。
自宅の画面シンクライアントは自宅の画面を表示しているだけなので、ソフトの利用も自由自在。ハードウェアキーが必要なソフトも操作できる。「Lui」の場合、画面全体を縮小して表示するほか、部分拡大も行えるので操作感もいい >> Lui特設ページはこちら
シンクライアント(PCリモーター)
自宅PCを遠隔操作しているだけなので、アプリケーションは自宅PC側のみ必要
シンクライアント(PCリモーター)は、自宅のデスクトップPCを遠隔操作しているだけなので、アプリケーションは自宅のPCのみにインストールが必要で、そのアプリケーションをすべて利用可能。ハードウェアキーが必要な特殊なアプリケーションでも、自宅のPCに挿入されていれば、問題なく利用できる。

▲6つのチェックポイントへ


《Check5》携帯性は?

ノートPC
最長で8時間近い連続駆動が可能
ノートPCの場合、長時間駆動するモデルも選択できる。「バッテリパック(L)」装着時の「LaVie G タイプJ」の重量は約1.26kgだが、最長で8時間近い長時間の連続駆動が可能だ。ACコンセントのないところで使う場合でも、安心して使える。
旅行駆動時間が長いと、ビジネス利用はもちろん、土日に泊まりがけで旅行に行くときなどにも便利だ >> HIGH SPEED対応LaVie G タイプJ特設ページはこちら >> Lui特設ページはこちら
シンクライアント(PCリモーター)
構成がシンプルなので薄くて軽い
シンクライアント(PCリモーター)は構成がシンプルなので薄くて軽い。Luiの場合、ノートタイプで約649g、厚さも15.8〜23.9mmと非常にスリム。ポケットタイプにいたっては、約249gとパソコンに比べてはるかに携帯性は高い。ただし、常に無線LAN(インターネット)への接続が必要なため、その分バッテリ駆動時間はスタンドアロンでも使えるPCに比べて短くはなる。

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《Check6》気になる両者の価格は?

ノートPC
単体で利用できるので、本体の出費のみ
ノートPCは、単体でPCとしての機能を利用できるので、本体のみを購入すればよい。ただし、ノートPCは10万円台後半から20万円台の製品が中心(さらにモバイル用途中心となる薄型/小型高性能タイプとなると、20万円前半〜後半中心)。低価格化が進むデスクトップPCと比べると多少費用はかかる。
お得なセット販売ノートPCなら1台、シンクライアントはサーバー側のデスクトップとシンクライアントの計2台が必要だ。NEC Directの場合、サーバ対応のデスクトップ(VALUESTAR GタイプR Luiモデル)とPCリモーターのお得なセット販売もある。(4コアCPUのデスクトップ、19型ワイドディスプレイ、ノート型PCリモーターがセットで289,800円) >> Luiの最新キャンペーン情報はこちら
また、LaVie G タイプJもモバイルフェア実施中で現在、「15%OFFクーポン」を発行している >> モバイルフェア情報はこちら
シンクライアント(PCリモーター)
シンクライアント自体は安いが、サーバーとなる対応PCも必要
シンクライアント(PCリモーター)自体はノートPCの半分以下の価格だが、サーバーとなる「Lui」対応のデスクトップPCも必要だ。対応デスクトップPCとシンクライアント(PCリモーター)をセットで購入すると、モバイルPC1台の価格と比較すると、数万円は高価になるだろう。

▲6つのチェックポイントへ




このように、ノートPCとシンクライアント(PCリモーター)にはそれぞれメリット・デメリットがある。セキュリティやデータ同期についてはローカルにデータを持たないシンクライアント(PCリモーター)が優れているし、携帯性についてもシンクライアント(PCリモーター)が圧倒的に有利だ。ただし、利用中はネットワーク環境が必須になり、オフラインでは使えない。常にネット接続が必要なため、連続駆動時間の面でもモバイルPCには一歩譲る。

現状では、多少重量があってもどこでもサクサク仕事をしたいという人には通信機能の充実したモバイルPCが、無線LANスポットが使える環境にあったり、自宅内のLANがつながる範囲で仕事やPC操作をしたいという人には、シンクライアント(PCリモーター)が向いていると言えるだろう。

<今回レビューに使用した商品>
>> 【ノートPC】 HIGH SPEED 対応LaVie G タイプJはこちら >> 【シンクライアント(PCリモーター)】 Luiはこちら

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