【レビュー】東芝モバイル燃料電池「Dynario(ディナリオ)」は本当に使えるか?

東芝
内容:ハイブリッド自動車にソーラー発電付き携帯電話と、エコで環境に優しいエネルギーが注目を集める中、ついに東芝から燃料電池「Dynario」が登場した。

 ハイブリッド自動車にソーラー発電付き携帯電話と、エコで環境に優しいエネルギーが注目を集める中、ついに東芝から燃料電池「Dynario」が登場した。高濃度メタノール「東芝燃料カートリッジ」で発電するため、窒素酸化物や硫黄酸化物の排出がゼロと地球に優しい。しかも、モバイル向けとのこと。これはもう買うしかない!

  • 高濃度メタノール「東芝燃料カートリッジ」。5本セットで販売されており、価格は3150円(税込み)、1本あたり630円。容量は1本50ml

 販売は東芝の直販ウェブサイト「Shop1048」限定だ。3000セット限定販売のキャンペーン中のため、東芝燃料カートリッジ5本(別売価格は税込み3150円)付きで2万9800円(税込み)。動作確認機種を見ると、いつも使っているソフトバンクモバイルとウィルコムの携帯電話、「iPod touch」「ニンテンドーDS」「ニンテンドーDSi」「PSP」は対象機種になっているが、所有しているNTTドコモとauの携帯電話は対象外のようだ。一応、使える機種を持っていることから、購入に踏み切った。

メタリック筐体がメカっぽさを演出

 持ち運びできるサイズではあるが、ちょっとコンパクトとは言い難い。しかしメタリックの筐体は、懐かしさを感じさせつつ、ストイックさも見え隠れする。目立つのは空気吸排気口。発電に必要な酸素を発電ユニットに取り込むのと同時に、発電時に発生する水蒸気を放出する穴だ。塞いでしまうと正常に動作しない可能性があるとのことなので注意しよう。

 同梱されているのは、モバイル燃料電池Dynario本体、入力用ケーブルと出力用ケーブル各1本、専用ケース、取扱説明書。専用ケースに本体、出力用ケーブル、入力用ケーブルを収納できるようになっている。入力用ケーブルはPCなどのUSB端子に接続して、Dynario本体の内蔵電池に充電するためのもの。出力用ケーブルは本体から携帯電話などに電気を送るためのもの。東芝燃料カートリッジが必要だが、今回は5本セットが付属されていた。このほか、携帯電話などに充電するためのUSBケーブルが別途必要になる。

  • Dynario前面の左下に電源ボタン、青く光る発電モニター用ランプ、赤く光る内蔵電池充電モニター用ランプ。右には燃料ゲージ

  • Dynario左側面には入出力コネクターを装備

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