「Compact Calendar Creator」は、指定期間のカレンダーをワンクリックで出力してくれるサービスだ。Googleカレンダーのようにさまざまなスケジュールをウェブブラウザから登録して利用する、いわゆるオンラインカレンダーサービスとは異なり、印刷用に整形された月次フォーマットのカレンダーを出力するだけの、非常にシンプルなサービスだ。
主な用途としては、オフライン環境におけるスケジュール検討が挙げられる。ミーティングの席にプリントアウトして持参し、複数のメンバーでスケジュールの検討をする際などに便利に使えるというわけだ。右側に大きな余白が設けられているので、ここに詳細を書き込みながらスケジュールを検討できる。
操作方法は実に簡単で、開始日と終了日を選択し、作成ボタンを押すだけ。カレンダーは日曜開始もしくは月曜開始を選択できる。また「祝日を取得する」ボタンを押せば、Googleカレンダーで公開されている「日本の祝日」から情報を取得して表示してくれる。会社の休日や有給日などを任意で登録することも可能だ。
ちなみにこのサービス、もともとは海外で公開されている「Compact Calendar」を日本語化したもので、前述の右側の余白などのフォーマットなどはそちらに準じる形になっている。オリジナルはExcel形式で1年通しての表示のみとなるが、こちらはブラウザで期間指定が行えることから、非常に使い勝手が良い。オンラインとオフラインをつなぐ、カユいところに手が届くサービスの好例だと言えそうだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」