「gred」(グレッド)は、ウェブサイトの安全性をチェックしてくれるサービスだ。対象となるURLに代理でアクセスして安全性をチェックをしてくれるため、掲示板やメールに書かれた不審なURLをチェックするのにはもってこいだ。
使い方は、URLを入力して「CHECK」ボタンを押すだけ。しばらくするとレポートが出力され、安全なサイトは緑で「SAFE」、危険なサイトは赤で「DANGER」と通知してくれる。さらにドメイン情報やIPアドレスの逆引き情報も表示してくれるので、フィッシングサイトでないかどうかの判断に役立つ。レポートの出力時間は、トップページだけであれば長くても十数秒程度で完了する。
本サービスのメリットは、ブラックリスト方式ではなく、実際にサイトにアクセスした上でチェックする点だ。そのため、日々現れる最新のフィッシングサイトに対して効果を発揮しやすいほか、過去にマルウェアに感染していたサイトであっても、現在の状況をリアルタイムで診断できる。また、PDFファイル内のJavaScriptをチェックする機能など、競合サービスにない機能が備わっている点もポイントだ。
ちなみにトップページの右上には「最近見つかった問題のあるサイト」が、スクリーンショットとともに掲載されている。要するにこれが実績一覧というわけだが、一見するとまともに見えるサイトが羅列されているのが興味深い。つねに使えるようにしておいて損はないサービスだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」