
昨年に引き続き通勤・通学に欠かせないアイテムとして注目を集めているノイズキャンセリングヘッドホン。昨年が市場の開拓的な役割を果たしたとすれば、今年はデザイン、機能、使い勝手などが洗練され、より自分好みのモデルが出揃った年と言えるだろう。人気のカナル型ノイズキャンセリングを登場させたオーディオテクニカの最新モデルの実力は?
堀江大輔(D☆FUNK) 2008/03/31 18:35日本屈指のヘッドホンメーカーとして、トップ規模の豊富なジャンル、種類のヘッドホンを用意するオーディオテクニカ。だが、意外にも大人気のノイズキャンセルヘッドホンの販売は遅れていた。
同社がノイズキャンセルヘッドホンを発売したのは約1年前となる2007年2月の「ATH-ANC7」が初。今回紹介する「ATH-ANC3」は、同社が発売する第2弾目のノイズキャンセルヘッドホンとなる。
ファーストモデルは、いわゆるオーバーヘッドホンタイプであったが、カナル型となるこのヘッドホンのために専用で設計されたANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)回路を採用することで、コンパクト化を実現している。ノイズカット能力は85%。ノイズキャンセルレベルも最大-22dBと、カナル型としては、トップクラスの性能を誇る。満を持して登場した、ノイズキャンセルヘッドホンの実力を確認していこう。
では、さっそくセットを見る。パッキングを広げると、ヘッドホンの本体以外に、イヤーピース(S/M/L)×各サイズ1ペア、50cmの延長コード、専用のキャリングケースに、航空機用の変換プラグアダプタが付属してくる。専用のキャリングケースは、イヤーピースや変換アダプタ、延長ケーブルなどを、それぞれ収めておけるように、ポケットが何個もついているのがうれしい。
キャリングケースは、外見だけキレイでも、内側にポケットなどの間仕切りがないと、航空機用の変換プラグなどは入れておくところがなくて、邪魔になることも多い。
ヘッドホン本体は、カナル型。ハウジング部に切り込みがあり、そこから内蔵マイクで外部の音を拾い、逆位相の音を流すことで、ノイズをキャンセルしている。
そのため、ヘッドホンのケーブルの途中に、電池ボックスとノイズキャンセル回路を内蔵したコントロールボックスがある。ノイズキャンセルヘッドホンでは、ごく一部のモデルを覗き、通常は乾電池で動作している。そのためコントロールボックスをどこにセットするのか、ボックスの大きさは意外に重要になる。
本機はもっともスタンダードなサイズ、デザインだろう。ちょっと大きいように思えるが、クリップが付いているので、胸ポケットに取り付けることもできる。イヤフォン部からボックスまでは1.2mあるので、ズボンのポケットに入れることも可能だ。
電源は単4乾電池1本で動作し、連続駆動時間はアルカリで約50時間。電池が切れた場合でも通常のヘッドフォンとして利用できるスルー機能も備える。
モニタアンプもあるが、これは単にヘッドフォンのアンプをOFFにするだけの機能。電車の中でアナウンスを聴きたいときなどに利用することになる。
コントロール部分には、ほかにも電池残量を表すインジケーターを用意。電池残量がなくなると光が弱くなってくるので、それを見て交換時期を探ることになる。




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