日立マクセルの「MXSP-4000.TD」は、タイムドメイン理論を採用したミュージックシステム。タイムドメイン理論とは、タイムドメイン社の由井啓之氏が提唱している理論で、スピーカー本体の振動や内部反射などの音のゆがみとなる原因を抑えて原音に近い音を再現するというもの。本製品は、タイムドメイン・スピーカーとしては初めてiPod用のドックコネクタを搭載しているのが大きな特徴になっている。
ボディは、中央部がふくらんだ筒状の形をしており、スピーカーユニットはその両端に1つずつ搭載されている。正面から見ると、スピーカーユニットが真横を向いた状態になるのがユニークだ。
台座部分は、前面にLEDが内蔵されており、電源のオン/オフを確認することができる。LEDの後ろにはドックコネクタが搭載されており、Universalドックに対応したiPodを直接装着することが可能。また、背面には音質を切り替えるスイッチとステレオミニプラグジャックが装備されており、iPod以外のポータブルオーディオプレイヤーを接続して再生することもできる。
外形寸法はW220×H240×D170mmとなっているが、支柱の上にラグビーボールをのせたようなデザインのため、数値から想像するよりもはるかにコンパクトな印象を受ける。重量も約870gと非常に軽い。なお、ボディはプラスチック素材だが、光沢感のある黒とシルバーのツートンになっており、質感は悪くない。
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