
人気のインナーイヤータイプのヘッドフォンに、決定打とも言える製品が登場した。ソニーの「MDR-EX700SL」は、大口径16mmユニットを内蔵し、よりクリアで解像感のある音質が楽しめるハイエンドヘッドフォンだ。
堀江大輔(D☆FUNK) 2007/12/10 19:41すっかり市民権を得た、デジタルプレーヤー。少し前までは、一部の先端的なモノ好きのためのものだっだが、いまや、30代、40代の大人も当たり前のように持つようになってきた。財布に余裕のあるユーザー層が増えることで、デジタルプレーヤーに組み合わせるヘッドホンも高級化してきた。
これまで、インナーイヤー型のヘッドホンでは、国内の最上級クラスでも、1万円くらいが相場であった。ところが各社から次々と、高級インナーイヤーやカナルタイプが発売されることになった。
音楽を持ち歩く本家本元、ソニーが、この市場に決定打を放った。それが、同社のインナーイヤーの最高峰モデル「MDR-EX700SL」だ。 プロ用モニタースピーカーとして業界標準とされるオーバーヘッドホン型の「MDR-CD900ST」で培った技術を導入したEXシリーズのトップモデルだ。
最大の特徴は、インナーイヤー型の中では、現在最大サイズを誇る、超大口径16mm径ユニットを搭載したことだ。通常のカナル型ヘッドホンのユニットが9mmと言われているから、これがどれだけ大きいかよくわかるだろう。
再生周波数帯域は4Hz〜28kHz。13mmユニットを使った同シリーズの「MDR-EX90SL」は5Hz〜25kHzなので、それよりもさらに、上下に帯域を伸ばすことで、よりバランスのいい再生が行えるという。
振動板も新開発。2種類の高分子材料を数百層も積んだ厚さ0.1μm以下のマルチレイヤー振動盤を採用。振動板の不要な振動を抑えることができ、よりクリアで解像度の高い音が楽しめるという。ドライバーユニットには、クリアで力強い中低域を狙い、高磁力のネオジウムマグネットを採用する。
これらのドライバーユニットを、薄く丸い円盤のような形状のハウジング部に内蔵しており、小さな口から再生音がイヤーピースへと送られる。
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