キータッチをカスタマイズ!メンブレンキーボードの最高峰--富士通コンポーネント「Libertouch」

富士通コンポーネント
FKB8540-051/W
内容:PCと付き合う上で、必ず触れなくてはならないのが、キーボードである。そのキーボードが扱いやすければ、それだけPCの操作も快適になる。だが、意外なことにキーボードをあまり気にしない人も多いのである。今回紹介するLibertouchは、PCを使いこなしている人に大きくアピールするのだが、ぜひキーボードを気にしない人や、PC初心者にも知って欲しい製品なのだ。

メンブレンを超えたキーボード、Libertouch

  • Libertouchの付属品。シンプルなマニュアルのほか、不思議な器具、パーツがいくつも付属している

 さて、ここで紹介する富士通コンポーネントのLibertouch(リベルタッチ)は、いわゆる高級キーボードである。性能的に優れていることはもちろんだが、値段もキーボードとしては、かなり高価な部類に入る。高級キーボードと言えば東プレのRealforce106などを思い浮かべるが、Libertouchはそのクラスにあると思ってもらっていい。

 実際、Libertouchのカタログを見ると「for Professional」「キーと指との一体感を極限まで追求」という言葉が踊る。だが、まず注目して欲しいのは、Libertouchがメンブレンキーボードという点だ。一般的には「メカニカルキースイッチキーボード=高価で高性能」「メンブレンキーボード=安価でそこそこの性能」というイメージがある。だが、Libertouchに限って言えば、安価なメカニカルキースイッチキーボードよりも、遥かに高級感があり、使用感もいい。

 ちなみに余談だが「メンブレンだから……」というのは、誤った認識だ。このLibertouchのようにメンブレンキーボードでも性能的に優れたものがあるし、逆にメカニカルキースイッチキーボードであっても、性能的にはそこそこのものがある。メンブレンキーボードは構造的に安価なモデルを製造しやすく、そういったモデルは、構造以外も安価に仕上げている場合がある。そんなところから、誤解が生じたのだろう。

 話をLibertouchに戻そう。Libertouchにとって最大の特長は、なめらかで心地よい使用感なのだが、機能的には「カスタマイズ可能」という点なのだ。キーボードでカスタマイズと言われると、「一部のキーを入れ替えられるのか?」などと思ってしまうが、そんな想像を超えているのがLibertouchなのだ。

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