GIGAZINEなど大手サイトから感染するウイルス(偽ウイルス対策ソフト)が出現
G Data Software株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:Jag 山本)は、先日国内の大手サイトから偽ウイルス対策ソフトによるウイルス感染について、G Data製品の対応状況と感染した方への対処方法について報告します。
<経緯>
2010年9月24日21:30頃から25日1:30頃にかけて、株式会社マイクロアド社のサーバーに改ざん攻撃がありました。
その影響でマイクロアド社から広告配信を受けていたGIGAZINE、毎日jp、PCWatch、ケータイWatch、スラッシュドット・ジャパン、みんなの株式、食べログ、みんカラなどのサイトを閲覧していたユーザーの一部が、偽ウイルス対策ソフト「Security Tool」(ファイル名:update.exe0925、G Dataにおけるウイルス名:Trojan.Generic.KD.41222)に感染しました。
ブラウザが起動しなくなったり、一部パソコンの機能が使えなくなったり、本来導入されていたウイルス対策ソフトの機能を停止させるなどの不具合が生じております。
現在は、各社対応を終え、サイトからの感染はありませんが、上記時間に閲覧したユーザーの一部においては感染被害があった模様です。
<対応>
G Data製品につきましては、今回のマルウェアについては、少なくとも2010年9月25日午前10時30分(日本時間)の時点では、定義ファイルにおいて対応していたことが確認されています。
*VirusTotalによる対応状況は、下記URLを参照
リンク
上記データによれば、43製品のうち、G Dataをはじめ13製品が対応していたことを示します。
G Dataをご利用いただいているユーザー様には、今回のウイルスについては、感染の心配はありませんので、ご安心ください。
なお、他製品をご利用されていて、感染してしまった場合のG Data製品での対応については、以下のとおりです。
<手順>
1)G DataのCDブート(USBメモリブート)を実行
2)ハードディスクのデータをバックアップ
3)定義ファイルの更新
4)ウイルススキャンの実行
5)ウイルスの検出・駆除
G Data製品には、CDやUSBメモリでパソコンを起動できる機能がありますので、起動できたあとは、まず、データのバックアップを行い、その後に、ウイルスへの対処を行ってください。
また、今回のような感染への対策については、今後、特に以下の三点にご留意ください。
1)マイクロソフト、アクロバット、フラッシュなどを最新のものにアップデートしてください。
2)G Dataをはじめとする、検出率の高い製品をご利用ください。
3)データのバックアップは定期的に行ってください。
お客さまが、いつでもパソコン・インターネットを安心・安全にご利用いただけるよう、G Dataはこれからも一層の努力をしてまいります。
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25周年を迎えるジーデータソフトウェア
G Data Softwareは、1985年に創業し、1987年に世界最初の個人向けウイルス対策ソフトを発売した、ドイツのセキュリティソフトウェア会社です。EUを中心に、個人向け・法人向け製品を展開しています。日本法人は2007年に設立しました。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率です。また、新種や未知ウイルスへの防御、フィッシング対策、迷惑メールへの外国語フィルタなど、インターネットやメール環境を安全・快適にする機能を豊富に搭載しています。
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*本リリースに記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。
【本リリースに関する問合せ先】
G Data Software株式会社
101-0042 東京都千代田区神田東松下町48 ヤマダビル6F
窓口: 瀧本往人
E-mail: gdata_japan_info@gdatasoftware.com
URL: リンク
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