Verizon Wirelessの最高経営責任者(CEO)であるLowell McAdam氏は米国時間5月11日、Google製ソフトウェアを搭載したタブレットコンピュータをリリースする計画があることを認めたが、その時期については詳細を明かさなかった。
McAdam氏はThe Wall Street Journal(WSJ)に対し、「われわれはGoogleがアーカイブに持っている全てのものに目を通し、その中からエクスペリエンス向上のためにタブレットへ搭載できそうなものを探している」と述べた。Verizon WirelessとGoogleは2009年、「Android」をベースとするモバイルデバイスファミリの開発に関して提携契約を結んだ。しかし、McAdam氏がここで言及しているのがAndroidなのか、「Chrome OS」なのか、それとも単に別のOSで動作するGoogle製アプリケーションなのかは定かでない。
GoogleとVerizonがこうした方向に進んでいることに驚く人はほとんどいないだろう。The New York Timesは4月、GoogleがAppleの「iPad」のようなスレート型Android搭載タブレットの開発に取り組んでいると報じた。
太平洋夏時間午後4時更新:Googleは次のような声明を発表した。「Androidは無料のオープンソースモバイルプラットフォームだ。つまり、誰もがAndroidプラットフォームを採用して、コードを追加したりダウンロードしたりすることで、制限を受けることなくモバイルデバイスを作ることができる。Androidスマートフォンプラットフォームは元々、多機能携帯電話向けに規模を縮小したり、MIDやネットブック型デバイス向けに規模を拡大したりできるように設計されている。われわれは、Androidにどのような要素が追加されるのか、そしてオープンなプラットフォームがどのようにして革新を促進するのか、といったことを確認するのを楽しみにしているが、現時点で発表できることは何もない」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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