任天堂が3D対応の新型携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」(仮称)を2010年3月に発表して以来、このゲーム機に関する詳細はほとんど伝わってこなかった。しかしここへ来て、同社社長の岩田聡氏が、3D機能をオフにして、標準の2Dでプレイできる機能を搭載する意向を明らかにした。
Associated Press(AP)が米国時間5月7日に報じたところによると、岩田氏は、このオプションがゲーム機上でどのように作動するかについては詳細を語らなかったが、2D機能搭載を決定した大きな理由の1つとして、「子どもの視力」に関する健康上の懸念を挙げたという。
「ニンテンドーDS」の後継機となるニンテンドー3DSは、6月にロサンゼルスで開催されるビデオゲームカンファレンスElectronic Entertainment Expo(E3)2010で詳細が発表となる予定だ。
岩田氏はまた、APとのインタビューの中で、ゲームの違法コピーを防ぐ新たな「著作権侵害対策」を盛り込む計画だと述べている。ただし、ハッカーに「ヒント」を与えてしまうことを懸念して、その詳細は明らかにしなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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