イスラエルが同国に持ち込まれるAppleの「iPad」の没収を開始してから2週間経ち、同製品の持ち込み禁止を解除した。
「入念な技術的検査が完了したことを受けて、イスラエル通信省のMoshe Kakhlon大臣はiPadのイスラエルへの持ち込みを許可した」と通信省の広報担当であるYechiel Shabi氏は声明で述べた。
イスラエルは、iPadの無線信号がほかのデバイスに影響を及ぼすことを懸念して、同デバイスの国内への持ち込みを禁止し、同国空港では数台のiPadが没収された。通信省によれば、現地時間4月25日以降、1人につき1台という条件付きで、iPadの持ち込みが許可されるという。そして、没収されたiPadは持ち主に返還される模様だ。
Wi-FiのみをサポートするiPadは米国で4月3日に発売され、初日に30万台以上を売り上げた。米国でのiPad需要があまりにも多かったため、Appleは海外市場への出荷を当初予定より1カ月遅い5月末に延期した。Appleは5月10日より、海外市場での先行予約受付を開始する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」