Appleの「iPad」は最近、各種報道による無料の宣伝効果を享受している。先週は、ノルウェーの首相が空港から指示を与えるために同タブレットを使用していたと報道された。そして今回は、iPadによって病による悲しみを克服したと語るオレゴン州ポートランドの近くに住む99歳の女性の話が明らかになった。
The Oregonianの記事によると、オレゴン州のレイクオスェゴ在住のVirginia Campbellさんは、緑内障を患い、大好きな趣味である読み書きが非常に困難になっていたという。
ポートランドのリードカレッジの卒業生であるCampbellさんは、iPadのうわさを聞き、このタブレットこそが、もう一度読み書きを楽しむために必要な道具かもしれないと考えた。そして彼女は正しかった。
iPadは、「(彼女の)人生を変えてくれた」とCampbellさんの娘であるGinny Adelsheimさんは、The Oregonianのインタビューに対して述べた。
Adelsheimさんによると、Campbellさんは現在、読めるサイズにまで文字を拡大するiPadの機能を使って、iPadで本を読んでいるという。Campbellさんは、ディスプレイの輝度も上げることにより、さらに読みやすい環境を得ているという。また、これまで一度もコンピュータを所有した経験がないにもかかわらず、今では同タブレットで詩を書いているという。
CampbellさんがiPadを使用しているYouTubeの動画は、4万6816回も視聴されている(本稿執筆当時)。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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