Sony Ericssonは通常、Mobile World Congress(MWC)を1年で最大のイベントの1つと位置付けている。バルセロナで開催の2010年のMWCも例外ではない。同携帯電話メーカーはMWC開幕前夜、新たに3機種を発表した。
「Vivaz pro」は、1月に登場したマルチメディア中心機種「Vivaz」の姉妹モデルにあたるものだ。外観はVivazとほとんど同じに見えるが、フルキーボードが追加されている。Sony Ericssonは、「Symbian OS」(Series 60、5th Edition)搭載スマートフォンである同機種をビジネスユーザー向けとして位置付けている。
「Xperia X10 mini」はその名前どおりのものだ。オリジナルの「Xperia X10」は目を見張るほどのものだが、その美しい4インチディスプレイのためにやや大きく持ちづらい端末となっている(高さ4.68インチ(約11.89cm)×幅2.48インチ(約6.3cm)×奥行き0.5インチ(約1.27cm))。これに対してXperia X10 miniは、2.5インチのディスプレイを搭載し、端末のサイズは高さ3.2インチ(約8.13cm)×幅1.9インチ(約4.83cm)×奥行き0.62インチ(約1.57cm)だ。
Xperia X10 miniもGoogleの「Android」OS(バージョン1.6)を搭載しており、機能セットは、カメラも(8.1メガピクセルから5メガピクセルに)スケールダウンしたこと以外は、先行機種とおおむね同じだ。内蔵されているのは、音楽プレーヤー、Wi-Fi、Bluetooth、メッセージングと電子メール、アシスト型GPS、「Google Maps」などの各種Googleサービスとの統合、USB大容量ストレージ、PCとの同期、600MHzプロセッサなどだ。
「Xperia X10 mini pro」はXperia X10 miniと同じ機能を備えているが、スライド式キーボードが追加されている。
Vivaz pro、Xperia X10 mini、Xperia X10 mini proは世界対応のクアッドバンド端末だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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