アプリヤと4001fieldは2月11日、iPhoneの新作ゲームアプリや未公開アプリの最新情報を紹介するイベント「i love iPhone × Apps」を開催した。
iPhone 3Gの発売から1年5カ月、2009年2月に1万5000本あまりだったiPhone向けアプリは2010年2月現在、およそ16万本にまで増えたという。増え続けるアプリを背景に、「ファミ通iPhone」が間もなく発売される見通しという。
アプリのジャンル別シェアを見ると、2009年2月に23%を占めていたゲームアプリは2010年2月現在は17%へと縮小。変わって躍進したのは電子書籍で、8%から18%となりゲームアプリを追い越してトップへと躍り出た(「その他」を除く)。
産経新聞紙面を無料で閲覧できる「産経新聞iPhone版」では、新たな広告配信に取り組んでいる。これらの実証実験を担当しているヤッパは、iPhoneでの次世代広告の可能性を語った。「新聞は毎日更新されるため、ユーザーに毎日開いてもらえる。新しい広告のプラットフォームになる」と安定したページビューが得られるのが魅力という。
広告配信は、新聞の上をクルマが走り回るといった「全面広告型」と、「紙面内広告型」と呼ばれる、記事の一部に動画を表示できる技術を持つ。紙面内広告型は、ユーザー自身が拡大や縮小することもでき、従来の紙面広告にはない、訴求力の高い広告を多くのユーザーに配信できるとした。
ヤッパは今後、ナショナルクライアントのアプリをリリース予定のほか、iPadなどへの対応、フリーペーパーなどの電子書籍配信メディアを拡大していきたいと意欲を示した。
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