リコーは2月3日、コンパクトデジタルカメラ「CX3」を発表した。裏面照射型CMOSセンサを搭載し、暗所撮影時の画質性能を向上させたという。2月19日に発売する。店頭想定価格は4万円台半ば。
CX3は、裏面照射型1000万画素CMOSセンサを搭載。「GR DIGITAL III」にも採用されているノイズリダクションのアルゴリズムと合わせて利用することで、暗いシーンでも高画質撮影ができるという。
奥行き29.4mmで、重量約206gのコンパクトボディながら28mmから300mmまでのズーム撮影に対応。静止画のほか、AVI形式による1280×720ドットのハイビジョン動画も撮影できる。
カメラを被写体に向けると、最適な撮影設定に切り替わる「シーンオートモード」は、ポートレート、スポーツ、夜景ポートレート、遠景、夜景、マクロモードなどを用意。1秒5コマの連写ができるほか、シャッターボタンを離す直前の連続画像を記録する「M連写プラス」に最大記録画素数で撮影できるモードを搭載した。撮影シーンに合わせて最短約3秒間で15枚を連続撮影する「M連写プラス(10M)」、約0.9秒間で26枚を連続撮影する「M連写プラス(2M)」の2種類からモード選択が可能だという。
このほか、猫の顔を検出し、フラッシュ、AF補助光、操作音をオフにする「ペットモード」や実際の風景をミニチュアで再現したように撮影ができる「ミニチュアライズモード」など、13種類のシーンモードを用意した。
ボディカラーは、ブラック、すみれ、ライトグレー×ピンクのツートンの3色を用意。ツートンカラーの購入者を対象に、トップパネル交換サービスを受け付ける。交換サービスはブルー、グリーン、オレンジ、パープル、シルバーの5色から選ぶことができ、価格は3675円(窓口持ち込み)、5250円(宅配受け付け)。各色50台の限定サービスになるとのことだ。
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