米mophie、フライトシステム コンサルティング、フォーカルポイントコンピュータの3社は1月18日、FeliCa技術を使ったiPhone向けモバイル電子決済ソリューションを発表した。
このソリューションは、FeliCaカードを内蔵可能なiPhoneケースとFeliCa用ソフトを組みあわせたもので、iPhoneからモバイル決済を利用したり、FeliCaカード内の情報をiPhoneで読み書きしたりできるようになる。
専用アプリケーションを起動してiPhoneケースの中に自分のFeliCaカードを入れると、カードに内蔵されたリーダ/ライタがFeliCaの情報を読み取り、iPhoneのコネクタ経由でiPhoneに送信する。乗車履歴照会機能、残高照会機能、経費精算、チャージ機能、支払機能、ポイントカードの確認や特典交換が利用可能になるという。詳細な技術仕様は近日中にウェブサイトで公開される。
フライトシステム コンサルティング、フォーカルポイントコンピュータの3社は、2010年春にこのiPhone用ケースを使ったiPhone用電子決済ソリューションを提供開始する予定。2010年中には日本でクレジットカード決済用のソリューションを公開する計画だ。
このソリューションに用いられるiPhoneケースは、mophieが1月6日に発表した、iPhone用クレジットカードリーダ付きケース「marketplace」のFeliCa対応版となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」