三洋電機は1月14日、Xactiブランドの新モデルとして、デジタルムービーカメラ「DMX-CS1」とリニアPCMレコーダー「ICR-XPS03MF」(XPS03MF)、「ICR-XPS01MF」(XPS01MF)3機種の新製品を発表した。新たにICレコーダーもXactiブランドとして展開していく。
Xactiは、2003年より展開されてきたデジタルムービーカメラブランド。今後は「Chance」「Casual」「Communicate」という3つのCで始まるキーワードで、新しい価値を提案する商品として、ICレコーダーにも採用していくとのことだ。新製品では、イメージキャラクターにモデルの長谷川潤さんを起用する。
デジタルムービーカメラの新機種「DMX-CS1」は、高さ123.5mm×幅62.5mm×奥行き26.8mmで、重量159g(電池込み)の新スタイルムービー。コンパクト性を追求し、スリムレンズ、薄型センサーモジュールを新開発したという。
ムービーフォーマット形式はWindows 7でも標準サポートされているMPEG-4 AVC/H.264を採用。ムービーファイルでのサムネイル表示やWindows Media Playerによるダイレクト再生にも対応する。
また、撮影シーンによって使い分けができる3つのマイクモードを搭載。全体の音声を録音できるワイドモードのほか、正面の音だけを強調録音できるガンマイクモード、映像のズーム情報に合わせ、指向性・収音方法を自動的に変更するズーム連動モードも備える。
内蔵50Mバイトメモリのほか、SD/SDHC/SDXCカードに対応。SDカード型無線LANカード「Eye-Fi」連動機能も装備している。
ボディカラーはシルバー、ピンク、グリーンの3色を用意。2月19日に発売する。価格はオープンだが、店頭想定価格は4万円前後になる。
Xactiブランドとして新登場したリニアPCMレコーダーは3マイクを搭載したXPS03MFと2マイクのXPS01MFの2機種をラインアップ。いずれもスピーカーとして利用できるほか、充電やライン入力機能も備えたマルチクレードルが付属する。
本体サイズは高さ108.7mm(XPS01MFは96.3mm)×幅38.8mm×奥行き9.4mmの超スリムボディを実現。マルチクレードルの奥行きも25.5mmとなり、スリムさを継承している。
記録メディアはmicroSD/microSDHCカードで、XPS03MFは4Gバイト、XPS01MFは2GバイトのmicroSDカードを同梱。リニアPCM形式のほか、MP3形式での録音にも対応している。本体にはFMチューナーを搭載し、タイマー録音も可能だ。
電源は専用リチウムバッテリで、約2時間半の充電で最大約40時間の録音ができる。1月下旬に発売する。価格はオープンだが、店頭想定価格はXPS03MFが2万5000円前後、XPS01MFが2万円前後になる。
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