オリンパスイメージングは11月12日、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠した「マイクロ一眼」シリーズの第2弾「OLYMPUS PEN E-P2」を発表した。12月上旬に発売する。
OLYMPUS PEN E-P2は、7月に発売された「E-P1」の上位機種。E-P1と同様に、クイックリターンミラーのない内部構造で大幅な小型化を実現している。
新たに搭載されたアクセサリーポートには視野率100%、144万ドットの「ライブファインダー」や、外部マイクを取り付けるための「マイクアダプター」の装着が可能。また、HDMIケーブルでテレビと接続した際にテレビリモコンからカメラの再生操作が可能な「HDMI-コントロール」機能も新搭載された。
機能面では、アートフィルターに「ジオラマ」と「クロスプロセス」が追加され8種類から選べるようになったほか、表現力を豊かにする新仕上がりモード「i-FINISH」を搭載。撮像センサは有効画素数1230万画素の4/3型ハイスピードLive MOSセンサを採用している。記録媒体はSDメモリーカードに対応する。
カラーバリエーションはシルバーとブラックの2種類だ。なお、店頭想定価格はE-P2のボディ単体が10万5000円前後、「M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6」付属のレンズキットが11万5000円前後、「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」付属のパンケーキキットが12万5000円前後になる見込みだ。
そのほか、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠した超小型の広角ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」(35mm換算18-36mm相当)および、高倍率ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」(35mm換算28-300mm相当)の開発についても同時に発表された。広角レンズは全長約50mm、高倍率ズームはレンズ最大径が約65mmと、圧倒的な小型化を実現している。両レンズは現在開発中であり、発売は2010年上半期を予定しているという。
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