Appleは米国時間10月20日の複数の大型発表に加えて、(強いて言うなら、密かに)「Time Capsule」と「Airport Extreme Base Station」(編集部注:国内での名称は「AirMac Extreme Base Station」)のパフォーマンス、スペック、サポート技術の刷新を明らかにした。
まず変更点の多かったのがTime Capsule。Appleによると、Time CapsuleとTime Machineソフトウェアの両方に新技術や改良を施し、「Snow Leopard」を使ったバックアップがこれまでより「最大60%高速になった」という。
この数字は、量産前の(リリースされていない)Time Capsuleと、2009年初頭の量産Time Capsuleを比較し、Appleが2009年10月に実施したテスト結果に基づく。
また802.11n無線技術を搭載するため、「802.11gワイヤレスネットワークの最大5倍のデータ転送速度と最大2倍の通信範囲が実現」とAppleは述べている。
この数字はTime CapsuleとAirport Extreme Base Stationを「Appleの802.11g対応製品」と比較した結果に基づくとAppleは述べるが、比較した具体的な製品名は明らかになっていない。
さらにAppleはTime CapsuleとAirport Extreme Base Stationのアンテナデザインの改良によって、「これまでのTime Capsuleと比較して、Wi-Fiのパフォーマンスが最大50%向上し、通信範囲が最大25%拡大した」と述べている。
この数字はTime CapsuleとAirport Extreme Base Stationを「Appleの前世代の802.11n対応製品」との比較に基づくとAppleは述べる。ここでも、Appleが従来製品との比較をしていることはわかるものの、具体的な製品名は明らかになっていない。
Appleのウェブサイトによると、両製品ともすでに出荷を開始しているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
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