NECは10月20日、Windows 7の発売に合わせてビジネス向けPCのラインアップを一新すると発表した。Windows 7 ProfessionalをプリインストールしたデスクトップPC「Mate タイプMA」と、A4ノートPC「VersaPro(バーサプロ)タイプVA」、モバイルノートPC「VersaPro キャンパスモデル タイプVH」の3タイプ8モデルを発売する。
Mate タイプMAは、幅98mmの省スペースボディを採用し、高いパフォーマンスと省電力性をあわせ持つインテル Core 2 Duoプロセッサを搭載したデスクトップPC。
液晶ディスプレイの消費電力を従来比で最大約3割削減するとともに、PCと液晶ディスプレイの両方で国際的な省エネルギー制度である「国際エネルギースタープログラム」に対応した。
また、PCの省電力設定を簡単に切り替えることができるソフトウェア「ECOモード設定ツール」を搭載し、PCだけでなく、セットで使う液晶ディスプレイの輝度の設定もまとめて切り替えることが可能だ。価格は、最小構成で18万2000円となる。
VersaPro タイプVAは、インテル Core 2 Duoプロセッサを搭載したA4ノートPC。ボタン操作で省電力設定を切り替えられる「ECOボタン」を搭載した。また、HDDモデルとともに、SSDモデルもラインアップしている。価格はHDD搭載モデルの最小構成で16万2000円。
VersaPro キャンパスモデル タイプVHは、学生を対象にしたモバイルPC。13.3型液晶ディスプレイを搭載し、配慮したスリムでコンパクトな筐体を採用した。
ECOモード設定ツールを搭載し、利用シーンに応じて省電力設定を切り替えることで、より長時間のバッテリ駆動が可能という。価格は最小構成で18万7000円。
さらに、Windows Vistaをプリインストールした19型ワイド液晶一体型PC「Mate タイプMG」も発表した。液晶一体型PCでありながら、奥行き218mmのコンパクトボディを実現。机上に設置してもA3用紙を縦に置けるワークエリアを確保できるという。
背面のケーブルはカバーに収納できるほか、排気口を背面から見えないように配置しているとのこと。
ECOモード設定ツールに加え、離席時の消費電力を低減できるよう、本体を動作させながら液晶画面のみを消灯できるスイッチを搭載した。価格は最小構成で22万6000円となる。
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