富士通は10月14日、企業向けのノートPC「FMV-LIFEBOOK」とデスクトップPC「FMV-ESPRIMO」のラインアップを一新した。全9シリーズ37機種の販売を同日から順次開始する。
全シリーズにWindows 7 Professionalを搭載し、Windows Vista BusinessやWindows XP Professionalへのダウングレードにも対応する。
FMV-LIFEBOOKは、A4サイズからモバイルまでを取り揃えた。15.4型WXGA液晶を搭載したA4ワイドハイスペックモデル「FMV-E8290」(14万6700円より)と、15.6型HD液晶を搭載したA4ワイドスタンダードモデル「FMV-A8290」(12万1700円より)、15.4型WXGA液晶を搭載したA4ワイドスタンダード「FMV-A8295」(12万6700円より)、14.1型/13.3型ワイド大画面スリム・モバイルモデル「FMV-S8390」(17万6000円より)、12.1型ワイドコンパクトスリム・モバイル「FMV-R8290」(19万8000円より)、13.3型ワイドコンバーチブル型タブレットPC「FMV-T8290」(26万9000円)、12.1型ワイドコンバーチブル型タブレットPC「FMV-T8190」(26万1000円)、FMVバリューシリーズの15.6型ワイド液晶搭載ノート「FMV-A6290」(オープン価格)の6シリーズ19機種となる。
標準搭載のHDDはいずれも160Gバイトとし、高性能CPUを搭載している。さらにバッテリ寿命を約1.5倍に伸ばすことが可能な「バッテリーユーティリティ」を備えたほか、全17機種で 省電力性を高めた、国際エネルギースタープログラムに対応した。
また、PCがPHS通信圏内にある場合は電源がオフの状態でも遠隔からデータを消去できる「CLEARSURE」対応モデルを拡充。FMV-A8290とFMV-S8390、FMV-R8290の3シリーズ8機種に搭載している。
中でもFMV-S8390とFMV-R8290では、データを自動的に暗号化し、暗号化機能付フラッシュメモリディスクにも対応。さらに、パソコンの不正使用を防止策として、指紋センサやスマートカード、FeliCaポートなどによるログイン認証など、より強固なセキュリティを可能にしたという。
一方、FMV-ESPRIMOは、コンパクト型のDシリーズ「FMV-D5295/FMV-D5290」(10万5000円より)、19型ワイドまたは17型ワイド液晶一体型のKシリーズ「FMV-K5290/FMV-K5290」(17万8000円より)、FMVバリューシリーズでコンパクト型のDシリーズ「FMV-D3290」(オープン価格)の3シリーズ18機種をラインアップした。
全機種ともに標準搭載のHDDを160Gバイトとし、最大500Gバイトまでの拡張が可能だ。特に、FMV-D5295ではインテル製チップセット インテル G41と、データの読み書きが速いDDR3規格のメモリを搭載し、パソコンの高速動作を実現するとのこと。
全シリーズにおいて待機時の消費電力をゼロにするメインスイッチを標準搭載し、さらにFMV-D5295とFMV-D5290では、国際エネルギースタープログラムの新基準に対応している。
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