IMJモバイルは10月5日、iPhoneに関する利用実態調査の結果を発表した。iPhoneアプリダウンロード経験者の1割が、ほぼ毎日アプリをダウンロードしているという。
この調査は9月15日から17日にかけて、iPhoneまたはiPod touchを保有している全国14歳から49歳の男女を対象に、インターネットリサーチによって実施したもの。有効回答数は300となっている。
iPhoneを保有しているユーザーに対して利用しているiPhoneの機能を聞いたところ、「メール」(88%)、「通話」(84%)、「サイト閲覧」(79%)、「音楽再生」(72%)が上位となった。また、最も利用している機能では「サイト閲覧」(26%)が最多で、「メール」(24%)、「音楽再生」(21%)と続いた。
アプリをダウンロードしたことがあるかという質問では、約9割のユーザーがアプリをダウンロードしたことがあり、そのうちの59%が有料アプリをダウンロードしたことがあった。有料アプリの平均ダウンロード数は8本だったが、ボリュームゾーンは「2〜3本」(37%)となっている。
アプリダウンロード経験者に対し、ダウンロードしたことのあるアプリについて聞いたところ、「ゲーム」が有料アプリで62%、無料アプリで73%と最も高い結果になった。有料アプリでほかに多くダウンロードされているジャンルとしては、「ユーティリティ」(31%)、「写真」(25%)、「ビジネス」「ミュージック」(ともに24%)などが挙がった。
アプリのダウンロード頻度では、有料アプリを「ほぼ毎日」ダウンロードしていると回答した人が9%いた。また、1カ月に1回以上という人は6割以上にのぼった。無料アプリでも「ほぼ毎日」と答えた人が9%おり、1カ月に1回以上ダウンロードしている割合は約8割に達した。
なお、今までダウンロードしたアプリの最高金額を「600円以上」と回答した人は5割を占めており、頻度だけでなく利用金額も高くなっている。
ダウンロードしたアプリを知ったきっかけについての質問では、「無料アプリケーション」(54%)が最も多く、次いで「カテゴリ」(42%)、「有料アプリケーション」(30%)と、iTunesのAppStore内コンテンツが上位を占めた。ブログやSNSでの紹介や、ウェブサイト内の広告といった、iPhoneやiTunes以外のメディアを使ったプロモーションよりも、AppStore内でのプロモーションの方が効果的が高いようだ。
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