東芝、32nmプロセスを採用したSSDを製品化--体積は従来の7分の1に

 東芝は9月22日、32nmプロセスの多値NANDを採用した小型のSSDをPC向けに製品化し、10月から量産すると発表した。新たに開発したモジュールタイプ向けコントローラにより、従来の2.5インチタイプSSDに比べて体積比で約7分の1、質量比で約8分の1の小型化、消費電力比で2分の1の省電力化を実現した。

 製品ラインアップは、ハーフスリムタイプモジュールとmSATAタイプモジュールの2タイプ4種類で、2.5インチケースタイプをオプションとして用意している。

 両モジュールともにSATA-IOとJEDECにて標準化を進めている小型モバイル機器向けのフォームファクタとなっており、ハーフスリムは標準SATAコネクタ、mSATAはmini-PCIeコネクタによりSATAインタフェースの使用が可能で、多くのPCやモバイル機器にモジュールとして組み込むことが可能とのことだ。

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