ソニーは8月10日、オリビン型リン酸鉄リチウムを正極材料に用いたリチウムイオン二次電池の量産出荷を開始したと発表した。30分の急速充電や従来の二次電池に比べ約4倍の長寿命を実現するという。出荷は6月より開始している。
正極の新材料として採用されたオリビン型リン酸鉄リチウムは、結晶構造が強固で、高温においても熱安定性が高いという性質を持つとのこと。これに独自の粉体設計技術とセル構造技術を用いることで、約2000回の充放電と30分の急速充電を実現させたという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?