「Windows 7」の発売は10月だが、最初のPCに搭載される同OSのコードは今後2週間以内にも完成する予定だ。
一部の関連情報サイトが、MicrosoftはWindows 7の製造工程向けリリース(RTM)を米国時間7月13日に発表すると予測している。この日は、同社がニューオリンズで開催するWorldwide Partner Conferenceの初日に当たる。GeekSmack.netの記事によると、Microsoftは7月13日までにWindows 7を完成させ、その後ただちに開発者向けサイトのMSDNおよびTechNetに提供する予定だという。
7月13日が絶好のタイミングであるのは確かだが、Microsoftにとっては、最後に残ったバグをリリース前にすべて修正しておくことも重要だ。
MicrosoftはWindows 7の10月の出荷予定日を発表した際、7月後半までにコードを完成してPCメーカーに提供すると述べていた。
この予定に間に合わせるため、Microsoftが最終版候補のビルドに長期の回帰テストを行っていることは間違いない。
もう1つ考えられるWindows 7のRTMの日程は、7月11日だ。この日、Microsoftは先行予約販売プログラムの終了を予定している。同プログラムでは、アップグレード版「Windows 7 Home Premium」を49ドルで、アップグレード版「Windows 7 Professional」を99ドルで、それぞれ購入できる。Microsoftはまた、一定の販売数量に達した場合は先行予約を早めに終了する可能性があるとも述べているが、その販売数量がどれだけかは明らかにしていない。
先行予約販売プログラムはAmazonで人気を集め、アップグレード版Windows 7 Home Premiumは、ソフトウェア部門のみならず、コンピュータ関連部門全体でも売り上げナンバーワンの座を守っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス