ソニーは7月7日、ネットブック「VAIO Wシリーズ」を発表した。8月8日より発売する。価格はオープンで、ソニースタイル価格は5万9800円より。
インテル Atom プロセッサを搭載した小型ノートPCとしては「VAIO type P」があるが、VAIO Wシリーズは小ささや軽さを追求しない代わりに価格を抑えたものとなっている。ソニーによれば、「家中モバイルをコンセプトとしたもの。ネットブック市場にVAIOの魅力を提案する商品」と位置付ける。
カラーバリエーションは、「ピンク」「ホワイト」「ブラウン」の3色をそろえた。ホワイトは8月8日より、ピンクは8月22日より発売する。ブラウンは、VAIOオーナーメード限定カラーで、8月下旬より発売する。いずれもデザインモチーフは、南国のフルーツやマカロンなどのスイーツで、親しみやすい丸みのあるフォルムにしたという。
パームレストは、フルーツの果肉をイメージしたキラキラと細かく光る「ディンプルパームレスト」を採用したほか、見る角度によってデザインが星や花びらに見えるなど、変化のある「デザインタッチパッド」を搭載。キーボードはVAIOでおなじみの「アイソレーションキーボード」を採用するなど、女性を意識したデザインとなっている。
サイズは、高さ27.5mm(最厚部32.4mm)×幅267.8mm×奥行き179.6mm。重さは約1.19kg(バッテリパック装着時)で、OSはWindows XP Home Edition with Service Pack 3 32ビット正規版を搭載した。駆動時間は約3.5時間。
CPUはインテル Atom プロセッサ N280 1.66GHzで、メモリは1Gバイト。HDDは160Gバイトだ。液晶は、10.1型ワイド WXGA(1366×768ドット)だ。このほかに、ウェブカメラ、Bluetooth 2.1+EDR準拠、無線LAN IEEE 802.11b/g/nを搭載している。スロットは、メモリースティック Duo、SDメモリカード/マルチメディアカード(MMC)スロットを備える。
VAIOオーナーメードモデルでは、9月より大容量バッテリが選択できるようになるほか、ソニースタイル初となる「カラーメッセージ刻印サービス」を開始する。料金は無料だ。文字のバックを「黒」「赤」「緑」のいずれかより選択できる。
プレゼントとしても使えるよう、パッケージのデザインも凝ったものになっているほか、ボディカラーと同じ色のマウスとポーチをセットにしたアクセサリーキットも発売する。
なお、今回のWシリーズよりシリーズ名を変更する。「type ○」という名称から「VAIO ○シリーズ」となり、今回発売するものから名称を変更していくとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス