フリービットは6月19日、iPhoneをオンラインサーバとして利用できるiPhoneアプリ「ServersMan@iPhone」を近日中にiPhone OS 3.0に対応させる考えを明らかにした。PCからアクセスしてアプリの起動を促せるほか、Bluetoothを通じて近くの人とファイルを交換できるようにする。
ServersMan@iPhoneは、PCなどからiPhoneにアクセスして、アプリ内に保存されたデータを利用できるようにするもの。2月に公開されており、利用料は無料だ。
今回、6月18日にiPhone OSがバージョンアップし、新たに1000以上のAPIが追加されたことから、これに合わせて新機能を盛り込み、「ServersMan@iPhone 3.0β」として公開する。
まず、プッシュ通知機能に対応し、ServersMan@iPhoneを起動していないときにほかのユーザーからアクセスがあった場合は、iPhone上に通知するようにする。ServersMan@iPhoneを起動しているときでないとPCなどからアクセスできないため、ユーザーに通知することで、ファイル共有をしやすくする。
また、ピアツーピア機能もサポート。近くにあるiPhoneとBluetoothで通信し、ファイルを転送できるようにする。
ServersMan@iPhone 3.0βは現在開発中で、これからAppleに申請する予定という。早ければ月内にも公開される予定とのことだ。
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